薬剤師が派遣で働くデメリットは?

薬剤師が派遣で働くデメリットは?

『派遣のはたらき方の特徴』では、派遣というはたらき方は自由度が高くプライベートやライフスタイルに合わせやすい、という特徴について説明しました。

 

ここではもう少し掘り下げて、どういう人が派遣に向いているのか、派遣薬剤師として働くうえで大切なこと、といった内容まで踏み込んでみたいと思います。

 

自由度が高いということには、もちろん、デメリットもあります。そうしたデメリットも含め、派遣という働き方についてしっかりと理解することが大切です。

 

安定志向の人には不向き

薬剤師の派遣は時給が高く自由度が高いというメリットがありますが、反面、一つの案件には契約の期限があるので継続して働くためには、契約を更新してもらうか、新たな仕事を探す必要があります。

 

ですから、目的を持って期間を定めて働きたいという人には向いていますが、継続的に安定した収入を得たいという人には向いていません。(ただし、派遣を専業とする、いわゆる”プロの派遣薬剤師”もいますので、あくまで一般論として考えてください。)

 

では、どんな薬剤師さんが派遣で働いているかというと・・・。

 

たとえば、こんな人が派遣を選択しています。

  • 語学留学や海外旅行のための資金を貯めたい
  • 正社員で働きながら子育てをするのがむずかしい
  • 職場復帰のためにスキルを磨きたい
  • 夫の転勤が多く、長期の仕事はむずかしい
  • 正社員の仕事が決まるまでのつなぎとして …
  • パート・アルバイトよりも高い時給ではたらきたい

 

派遣は長期にわたり安定的に働きたい人には向いていない反面、長期間はたらくことが難しい人が空いた時間を有効活用して効率よく働くことができるというメリットがあります。

 

パート・アルバイトでは、たった一日だけ働きたい、といってもなかなか難しいですが、派遣なら一日だけの単発のお仕事を選ぶこともできます。なので、子育ての合間を見つけて働くこともできるのです。

 

(単発・スポットの派遣で働くためには、一定の条件に該当している必要があります。詳しくは転職会社にお問い合わせください。)

 

将来のキャリアプラン、ライフスタイルのビジョンは必須

時給が高く自由度が高い派遣薬剤師の求人は人気があります。しかしメリットばかりに着目してしまうと、長期的な視点でキャリアプランを考えることを忘れがちになってしまいます。派遣ではたらく場合は特に、長期的な視点でキャリアを考えることが重要です。

 

自分の将来のキャリアプランやライフスタイルに照らし合わせて、派遣という選択がベストなのかどうか、客観的に考えてみることが必要です。派遣薬剤師として働くときに、プロのキャリアコンサルタントに相談する本当の意味はここにあります。

 

長期的な視点があるのとないのとでは、キャリアコンサルタントに相談する内容も変わってきます。派遣でスキルを磨くとしても、どんなスキルを習得すればいいのか、といったことはその人のキャリアプランや現在のキャリアのステージによって違ってくるからです。

 

派遣薬剤師として働く場合、自分なりのキャリアプランやライフスタイルに対するビジョンをしっかり持っていないと、ただ色々な職場を漂流するだけになってしまう危険もあります。

 

これから派遣薬剤師として働くことを考えている人が転職会社のキャリアコンサルタントに相談するときは、ぜひ将来のビジョンも含めて相談してみてください。

 

●まとめ

  • 派遣は安定志向の人には向いていない就業スタイル
  • 派遣は目的を持って一定期間はたらきたいという人にとってメリットが大きい
  • 派遣薬剤師としてはたらく場合、キャリアプラン・ライフスタイルに対する考え方をしっかり持っていることが重要