育休中は勉強のチャンス!ブランクを成長の機会に変える発想法

育休中は勉強のチャンス!ブランクを成長の機会に変える発想法

「育休をとることはブランク。仕事にとってはマイナス」というのが世間一般の考え方です。でも育休をとることは、本当にキャリアにとってマイナスになるのでしょうか?

けっしてそんなことはないと思います。むしろ、育休は仕事にとってマイナスどころかプラスになるはずです。なぜなら、子育てと向き合うことで人は成長しますし、休暇中は今までに身につけたスキルをブラッシュアップしたり、新しい知識を吸収することもできるからです。

このページでは、育休を成長の機会に変えるための考え方と、休暇中の勉強法をテーマとして取り上げてみたいと思います。これから育休に入られる薬剤師さんは参考にしてください。

育休は長いキャリアにおいてプラスになる

育休をとることは、その後の長い薬剤師人生においてプラスになることだと思います。大学を卒業して入社すると、60歳の定年までは40年近い時間があります。その長い年月を休みなく走り続けるのは大変です。

育休は良い意味で、エネルギーを充電して気分をリセットできるタイミングでもあります。プロテニスプレイヤーのクルム伊達選手が、一度引退を宣言後、10年以上のブランクを経て現役選手としてカムバックしましたが、その後の活躍については、もうご存知ですね。

薬剤師はスポーツ選手ではありませんが、充電期間が必要なのはスポーツ選手も薬剤師も同じではないでしょうか。育休は単なる充電期間ではなく、自分が成長する期間でもあります。赤ちゃんとのコミュニケーションを重ねることで、母親はひと回りもふた回りも成長するからです。

ママになると、多くの人たちに子育てを手伝ってもらうことが必要になるため、その人たちから協力を得るために、コミュニケーションスキルや交渉力は自然と磨かれ、人づき合いも上手になります。

復帰後は育休中に身につけた様々な能力が仕事にも活かされるわけですから、結果として会社にとっても大きなプラスになるのです。こうした認識をもつことが、育休をとる本人にとっても、また休暇に送り出す会社にとっても大切なことだと思います。

育休中は普段できない勉強のチャンス

育休中は普段できない勉強をする絶好のチャンスです。「子育てで忙しいのに勉強までするの?」なんて思っていませんか?

たしかに、初めて子育てをするママさんにとって、赤ちゃんが生まれてからの最初の3、4カ月は授乳・オムツ替え・沐浴など、それこそ初めての体験ばかりで戸惑うことも多いはずです。

でも最初の3、4カ月を過ぎれば、徐々に子育てにも慣れていき、少しは余裕も生まれてくると思います。それからが勉強のチャンスです。

人によってはまだまだ余裕なんてないと感じる人もいるかもしれませんが、一日中子育てのことばかりを考えているよりも、勉強でもして新しい知識を吸収するほうが、適度な気分転換にもなり、精神衛生的にもよいと思います。

赤ちゃんが寝てくれなかったり、急に泣き出したり、なかなか思うように勉強に集中できないこともあるかもしれませんが、「思うようにいかないことも勉強のひとつかな」とおおらかな気持ちで取り組むことも大切です。

在宅で出来る勉強がオススメ

育休中の勉強ですが、赤ちゃんがいるとスクールに通ったりするのは大変だと思います。なので、在宅でも学べる勉強法がオススメです。幸いなことに、今ではインターネット環境があればe-ラーニングやスカイプがどこでも利用できるので、これを利用しない手はありません。

薬剤師さんなら、認定薬剤師のe-ラーニングや英会話のスカイプレッスンを受講するのも良いでしょう。会社によっては、育休中の学習に補助金が出る場合もありますので、確認してみてください。

ただし、あまり欲張ってアレモコレモと手を出すと、力が分散するので、ある程度テーマを絞り、計画を立ててから学習に臨むことをオススメします。

学んだことは会社に報告する

育休中に勉強していることは、黙っていても会社は気づいてくれません。ですから、適当なタイミングで会社に中間報告をしておきましょう。そうすれば、復帰の意思があることを伝えることもでき、一石二鳥です。

人に報告すると自分にもプレッシャーがかかるので、本気で学ぼうという気持ちにもなり、勉強にも気合が入ります。会社には、勉強したことを実際の仕事にどのように活かしたいか、より具体的に説明しておくと、仕事に対する熱意をアピールすることもできて良いのではないでしょうか。

復帰したときに浦島太郎にならないように、育休中でも会社へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)はマメにしておくほうがよいでしょう。

復帰へ向けて気持ちを高める

育休を取ると仕事から離れることになるので、どうしても復帰のときには自信を失いがちです。仕事の感覚が鈍ったり、スキルが追いつかなくなったりということもあると思いますが、そうした問題よりも、気持ちの問題のほうが、思いのほか大きかったりします。

ですから、休暇中はなるべく仕事に対する意欲を失わないために、というよりむしろ復帰へ向けて気持ちを高めるために、自分を成長させる意識をもつことが大切です。育休をブランクにするか成長の機会にするかは、けっきょくは自分次第だと思います。

ぜひ有意義な育休を過ごし、自信をもって職場に復帰してください。