薬剤師さんにオススメ!メディカルハーブ検定

薬剤師さんにオススメ!メディカルハーブ検定

医薬品の専門家である薬剤師さんでも、ハーブに関してはまったく知識がないというのが普通だとおもいます。ハーブの知識は大学では教えてくれないので、自分で新たに勉強する必要があるのです。

でも、「ハーブの勉強を始めたいけど、どんな資格の勉強をしたらいいのかわからない」という薬剤師さんも多いのではないでしょうか?

こちらの記事では、薬剤師さんがハーブの勉強をスタートするときにオススメのメディカルハーブ検定を、実際に受験したナビゲーターの山下ナオがご紹介したいと思います。

メディカルハーブ検定は、メディカルハーブを学ぶ最初のキッカケとしては最適です。また育休中に何か勉強したいというときにも最適です。興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

メディカルハーブ検定って何?

メディカルハーブ検定は、日本メディカルハーブ協会がメディカルハーブの普及を目的におこなっている検定試験です。メディカルハーブの普及を目的としているため、検定の難易度は低く設定されており、誰でも気軽に受験することができます。

メディカルハーブ検定は現在、年2回、3月上旬と8月下旬に実施されており、受験者は年々増えています。検定テキストは、わたしたちが日常的に手に入れやすい15種類のハーブについて学ぶというシンプルなコンセプトで構成されているため、ハーブの入門書には最適です。

生活の中に実際に取り入れられる知識をたくさん学ぶことができるので、ハーブに興味がある薬剤師さんなら、楽しみながら勉強できると思います。もちろん、お仕事にも活かせます。

メディカルハーブ検定の概要

・運営団体
NPO法人日本メディカルハーブ協会(JAMHA)

・公式サイト
http://www.medicalherb.or.jp/

・検定料
6000円(税別)

・受験資格
特になし

・テキスト
公式サイトやAmazonなどから購入可

・試験時間
70分

・出題数
60問

・回答方式
マークシート

・結果発表
約1か月後に郵送で通知

・合格率
非公開

・申し込み方法
公式サイトから申し込み可

・試験会場
札幌・仙台・東京・横浜・金沢
名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄

(検定の詳細は公式サイトで確認してください)

検定の難易度は?

メディカルハーブ検定の内容は、メディカルハーブの歴史から、それぞれのハーブの作用・製剤の方法まで、幅広いですが、毎日少しずつコツコツと勉強すれば、独学でも1ヵ月もあれば十分に合格レベルに達することができます。要領がいい人なら、1週間でも十分かもしれません。

ちなみにわたしは、検定のちょうど1ヵ月前に申し込み、仕事の休憩時間や就寝前に少しずつ勉強して、なんとか合格することができました。

回答はマークシート方式で、テキストの内容を基本的に理解していれば回答できる内容ばかりですが、ハーブの成分に関する問題や製剤の分量など、「スミマセン!そこまでは覚えていませんでした!」というような出題も見られたので、アナドレません(^_^;)。

とはいっても、出題は1冊の公式テキストからのみなので、テキストを熟読していれば回答できます。試験時間もたっぷりありますので、ゆっくり問題を解いても時間があまるぐらいです。

予想問題や対策セミナーなどもありますが、個人的には必要性は感じませんでした。

《時間がない人にオススメの勉強法》

メディカルハーブ検定の出題範囲は狭いですが、1度ですべてを覚えるのはさすがにむずかしいです。ですので、テキストを何回も繰り返し読んで定着させるほうがよいとおもいます。

お仕事をされている方は、試験勉強のためにまとまった時間を確保することができないと思いますので、通勤時間や休憩タイムなどのスキマ時間を上手に活用するのがコツです。ちなみにわたしは、今日はハーブの学名だけをまとめて覚える、というような感じでテーマを決めて少しずつ勉強していました。

メディカルハーブの専門資格を取得したい場合は?

メディカルハーブ検定は資格といえるほどのものではありませんので、メディカルハーブの専門家と認められるためには、専門資格を取得する必要があります。

日本メディカルハーブ協会が認定するメディカルハーブの資格には、メディカルハーブコーディネーターハーバルセラピストといった資格があります。

検定合格後に、メディカルハーブについてさらに学びたい人は、こういった資格にもぜひ挑戦してみてください。

どうしていまメディカルハーブが注目されているの?

近年では、人気の女優さんがテレビでお気に入りのハーブを紹介したりするシーンをよく見かけるようになりました。そんな影響もあってか、いまハーブに興味をもつ人は確実に増えています。ハーブ人気には空前の健康ブームの影響もあると思います。

しかしメディカルハーブは、単に一時的なブームやファッションとして捉えられているとは思えません。

病気の治療から予防に目を向ける人も多くなりました。薬局業界ではセルフメディケーションという言葉が頻繁に使われるようになりましたが、それは、病気になる以前、つまり”未病”の状態をいかに改善していくか、ということに意識が向けられるようになったことのあらわれではないでしょうか。

また、医療費が国家財政を圧迫するほどになり、対処療法だけではこの状況を変えられないという現実に直面しているということもあるでしょう。

こういったことから、セルフメディケーションの一役をになう可能性を期待されているメディカルハーブが注目されているのだと思います。

薬剤師がハーブを学ぶメリットは?

ハーブの知識を日々の仕事に活かしたいと考える薬剤師さんもきっと多いでしょう。

メディカルハーブが普及すれば、かかりつけ薬局にハーブを買い求めたり、症状に対してどんなハーブを選んだらよいのか、あるいは服用している医薬品との飲み合わせはどうかなど、相談する人たちが増えてきます。

患者さんにハーブのことを聞かれたときに「ハーブは専門外なので・・・」といったらどうでしょうか? もし患者さんが信頼している薬剤師さんだったら・・・

「この薬剤師さん、ちょっと頼りないな・・・」と感じてしまいますよね。

患者さんから見れば、医薬品であろうとハーブであろうと、薬剤師さんは専門家ということになりますからね。(個人的にはハーブ専門の薬剤師を認定する国家資格があってもいいような気がします。)

ハーブに強い薬剤師になれば、就職や転職の際にそのことをアピールすることもできます。

普通の薬局やドラッグストアでは、特にハーブに精通しているからといって、そのこと自体が評価に影響するということは少ないとおもいますが、この人はこんなことも勉強しているのか、と関心をもってもらうことはできるでしょう。

ハーブや漢方を扱う薬局では、普通の薬局よりも、資格をもっていること自体にさらに高い価値を見いだしてくれるであろうことはいうまでもありません。

メディカルハーブコーディネーターや上位資格のハーバルセラピストなどを取得すれば、将来自宅でハーブサロンやエステサロンを開業したい、といったときにも役立ちます。


ここまで、メディカルハーブ検定についてご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?

メディカルハーブ検定になんとなくでも興味をもたれた薬剤師さんは、ぜひ実際に検定を受験して、ハーブを本格的に学ぶキッカケにしてみてくださいね。そして、ご自身の生活やお仕事にも活かしてもらえたらと思います。

なお、仕事としてハーブを扱ってみたいという方は、ハーブの扱いに力をいれている薬局などに就職や転職を考えてみるのもアリだと思います。

具体的にどのような仕事の選択肢があるかは、ハーブにたずさわることができる求人を豊富に扱っている転職会社のコンサルタントが教えてくれますので、お気軽に相談してみてください。

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