パートから正社員を目指す薬剤師さんが知っておくべきことは?

PDCA

『子どもに手がかからなくなってきたから、そろそろパートから正社員になることを考えてもいいのかな・・・』

『パートから正社員になるには、どんな方法があるんだろう?』

『パートから正社員になるのはむずかしいのかな?』

このように、パートから正社員になることを考えている薬剤師さんは少なくないと思います。しかし、パートから正社員になれるかどうか不安という人や、正社員になるためにどのような行動をおこせばよいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、パートから正社員になることを考えている薬剤師さんが知っておきたいことをケース別にまとめています。

内容は、正社員になることを目指す薬剤師さんからの「よくある疑問」に回答する形式となっていますので、自分に必要な部分だけを読んでいただいても大丈夫です。

『そろそろ正社員に・・・』と考えている方は、ぜひ参考になさってください。

パート先で正社員になるには?

いまパート薬剤師として働いている人が、パート先で正社員になりたいのであれば、正社員への登用が可能かどうか、会社に確認してみてください。

パート先の会社が、あなたにいま辞められては困ると判断すれば、正社員になれる可能性は高いです。

しかしながら、これ以上正社員は雇えないといった理由で、正社員への登用を断られてしまうケースもあるでしょう。正社員への登用を断られてもガッカリする必要はありません。

いまの職場でパートから正社員になれないのであれば、他の職場で正社員になることを考えればよいだけです。

パート先で正社員になるメリットとデメリットは?

いま働いているパート先で正社員になる場合は、新しい職場で人間関係を最初からつくる必要がなく、気心が知れた同僚と仕事をつづけられ、会社が正社員になることを認めてくれれば転職活動をする必要もありません。

ただし、メリットがデメリットになる場合もあります。正社員になっても今までの人間関係に縛られる、新しい環境で気分を変えて働くことができない、転職で条件アップする可能性が閉ざされる、といったように。

このなかで、とくにモッタイナイのは「転職で条件アップする可能性」がなくなってしまうことではないでしょうか。

パートから正社員への転職でも、エージェントがあなたの経験を踏まえて条件交渉をしっかりとおこなってくれますので、他の職場への転職を前提とした場合、いまの職場で正社員になるよりも有利な条件を提示してもらえる可能性があるのです。

最初から今の職場だけが正社員になる唯一の選択肢と考えていると、条件面では損をする可能性があります。

なので、もし今のパート先に正社員になれるかどうか打診をするなら、同時に転職エージェントにも相談して、条件アップの可能性を探ってみるとよいと思います。

(転職会社は薬剤師さんの個人情報を厳守してくれますので、在職中に転職の相談をしても会社に知られる心配はありません。)

転職をしてパートから正社員になるには?

パートから正社員になることを考えるときに、最初から転職が前提の場合は、自分の希望に合う職場を探すことになります。

このとき、自力で求人を探す方法とエージェントを活用する方法の2通りがありますが、転職条件にこだわるのであれば、迷わずエージェントを活用することをオススメします。

薬剤師がパートから正社員になるのは簡単?それとも難しい?

薬剤師がパートから正社員になるのは、現在の薬剤師不足といわれている状況からも想像できるように、ほかの業界と比較しても、かなりハードルは低いほうだ思います。

転職の条件・タイミング・エリアなどにもよりますが、本気で仕事を探した結果、受け入れてくれる転職先が1件もみつからないということは、まずないでしょう。

ただ、高齢になってからの転職であったり、ブランクの期間が長かったり、正社員薬剤師としての就業経験が一度もなかったりということになると、その分、正社員への転職は不利になってしまいます。

とはいえ、転職には不利と思われる条件の人でも、エージェントのサポートを受けた結果、アッサリと希望の転職先がみつかったという例はゴマンとありますので、どんな条件であれ、けっして悲観する必要はないと思います。

パートからの”正社員登用制度あり”は信じていいの?

パート先を選ぶときに、ゆくゆくは正社員になりたいので正社員登用制度がある職場を選ぶ、というケースもあるかと思います。しかし、正社員登用制度があるだけでは、確実に正社員になれるかどうかはわかりません。

パートから正社員への登用制度をうたっている事業所でも、口コミを調べてみたらパートから正社員への登用は、ほとんど前例がないことがわかった、なんていうことは薬剤師にかぎらずザラにある話です。

ですから、転職の時点で、パートからの正社員登用は安易に考えるべきではありません。正社員登用制度を利用してパートから正社員になるぐらいだったら、むしろ最初から正社員を目指すほうがカンタンな場合だってあるでしょう。

正社員登用制度は、正社員として採用することを前提とした制度ではありませんので、くれぐれも注意してください。

どうしても正社員登用制度を利用したい場合は、最低限エージェントを利用して、その事業所でパートから正社員になった事例がどれぐらいあるか、ぐらいは事前に調べておくほうがよいでしょう。

派遣から正社員になれる?

派遣薬剤師として働きながら正社員を目指すのであれば、紹介予定派遣という派遣のシステムを利用するのがオススメです。

紹介予定派遣は、最初から派遣先で正社員になることを前提とした派遣のシステムで、3~6ヵ月程度の派遣期間が終了したあとに、派遣スタッフと派遣先の合意で正社員登用が決まります。

薬剤師の派遣スタイルとしては比較的ポピュラーなスタイルです。最近は未経験歓迎の求人も増え、採用枠が広がってきたこともあり、正社員を目指す薬剤師さんに人気です。

「正社員になっても転職先でうまくやっていけるかどうかわからない」という不安はだれにもありますが、紹介予定派遣なら自分と転職先の相性を見極めたうえで、正社員になるかどうかの意思決定ができるので、転職先を慎重に選びたい人にもオススメです。

紹介予定派遣に興味がある方は、派遣に強く、紹介予定派遣の求人も豊富に扱っている 薬キャリ に、ぜひコンタクトしてみてください。

経歴がパートのみでも正社員になれる?

薬剤師さんのなかには、大学を卒業してから一度も正社員の経験がない方もいらっしゃるかと思います。

正社員経験がまったくないと、正社員になれるかどうかが不安になると思いますが、パートの経験しかないからといって、かならずしも正社員になるのが難しくなるというわけではありません。

正社員の経験がない薬剤師さんでも、即戦力となることができるスキルがある人もいれば、スキルにおいては新卒と同程度の人もいます。

そのため、薬剤師の場合、これまでの経歴が正社員かパートかというよりも、即戦力となれる経験とスキルをどの程度もっているかが、仕事探しにおいては有利になるか不利になるかを決める要素になってくると思います。

パートで豊富な経験がある薬剤師さんが採用において有利であることにまちがいはありません。ただ、経験とスキルだけが採用において重要かといえば、けっしてそうではないと思います。

経験やスキルの差が、採用においてはまったく問題とされない場合も多々あるからです。つまり強調したいのは、経験やスキルでさえ、正社員になれるかどうかを左右する決定的な要素ではないということです。

転職すれば、新たな職場の慣習に従ってルールや仕事のやり方を覚えていくことになるわけですから、よそでたくさん経験を積んできた人材よりも、中途半端に教育されていない人材のほうが歓迎される場合だってあります。

そう考えれば、未経験でも考え方がまっすぐであったり、周りともうまくやれそうな柔和な雰囲気をもっていたり、高い向上心を感じるような人物であれば、ただ経験が豊富なだけの人材よりも、採用側からしたら魅力的に映る可能性は十分にあります。

正社員経験がない人が面接で必ず聞かれることは?

正社員経験がない薬剤師さんが面接で必ずといっていいほど聞かれることがあります。

それは「なぜ大学を卒業したときに就職しなかったのですか?」とか「なぜ正社員ではなくパートで働いてきたのですか?」といった種類の質問です。長いブランクがある場合も同じように理由を聞かれるでしょう。

採用担当者は、つまり、目の前の人物は何か問題があって正社員になれなかったのではないかと疑っているのです。

正社員経験がない人は、結婚・出産・子育て・親の介護など、一般的に合理的と思われる理由であれば問題ありませんが、もしそうではない場合は、正社員にならなかった理由を突っ込んで聞かれるかもしれません。

ただ、合理的な理由を無理にとりつくろってウソをいうのは得策ではありません。採用担当者は多くの人間と対面してきているので、ウソはたいてい見抜かれてしまうでしょう。

正社員の経験がない人やブランクが長い人は、その人なりの理由があるはずですから、それを嘘いつわりなく話すことです。

ただ、どのように話すかは、考えなくてはいけない場合もあると思いますので、面接をクリアできるかどうか不安な人は、転職エージェントに相談して、面接対策をいっしょに考えてもらうことをオススメします。

正社員になると、どんないいことがある?

老後の不安で圧倒的に多いのがお金にまつわるものですが、パートから正社員になれば、定年までは安定した雇用と収入が保証されます。

住宅ローンの返済、子どもの教育資金、万が一病気になったときに必要なお金など、お金の心配をすればキリがありません。しかし、かりに夫婦共働きだとしても、夫婦でフルタイムの仕事をするほうが、安定を望めることは言うまでもありません。

薬剤師はパートや派遣でも時給が高いので、その気になって働けば、かなりの収入にもなります。しかしほとんどの場合、正社員の収入にはおよびません。

正社員なら社会保険は当然のこと、家族手当や住宅手当などの恩恵が受けられる場合もあります。ボーナスや退職金をもらうときになれば、正社員でよかったと、きっと思うはずです。

正社員になればパート時代よりも責任のある仕事を任されるようになり、やりがいも大きくなります。責任のあるポジションにつけば年収も上がるので、仕事に対するモチベーションもアップするでしょう。

ただし、パートから正社員になるということは、大変な面もあります。

定時に帰りにくくなったり、毎月一定時間の残業が発生する職場もあります。子育てとの両立においては、パートのときよりも工夫をしていかなければならないことが多くなるでしょう。

しかし、それらは安定した雇用と収入の代価であるわけですから、仕方がないことでもあります。限られた選択肢のなかで、どちらを選べば自分が有利になるかを考えるべきなのです。

一言で正社員といっても、待遇や働き方はさまざまですので、自分らしく働くことができる職場や子育てと両立しやすい職場を探してみてください。

もし働き方について迷ったときは、転職エージェントに相談すれば、さまざまなアドバイスをもらうことができますので、長期的なキャリアを考えるときは、参考にしてみてください。

キャリアプランを考えるときは、将来を見通して、あなたが有利になる働き方を探すときでもあります。パートをつづけるか正社員になるかで迷っている方も、この機会にじっくりと考えてみてください。

近年、薬剤師が求人に応募する際に、履歴書と職務経歴書をセットで提出することを求められることが多くなりました。しかし、パート薬剤師としてずっと働いてきた人は提出書類の作成にも苦労しがちです。転職エージェントは書類作成から面接対策まで、万全のサポートであなたが正社員になる後押しをしてくれます。もちろんサポートはすべて無料です。これから転職活動をされる方は、是非そうした手厚いサポートも受けてみてください。

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